印刷・加工サンプル第5弾「美細箔覧帖」丁合ライブ
20140907
現在制作中の印刷・加工サンプル「美細箔覧帖」の制作状況をお伝えします。
前記事では、印刷見本の版を手で切って試作品を作りましたが、現在は丁合(ちょうあい)作業に入っています。
丁合とは、1冊の書籍を制作する工程の内、バラバラのページを、ページ順に1つにまとめていく作業。
丁合には「手丁合」と「機械丁合」があり、基本的には機械丁合ですが、
少部数の丁合やデリケートな丁合は、現在でも手丁合が行われます。
今回の箔見本は23種類の箔を3種類の紙に箔押ししているため、手動だと大変時間がかかってしまいます。
そのため、みんなが愛して止まない人類の神秘「機械丁合」を実施しました。
丁合機による機械丁合
機械丁合される前の状態はまるで競馬のスターティングゲートのような状態で、各ページが収められます。
工場の作業員さんがスイッチを押すと同時に、指定した順番に紙が出馬し(排出され)指定した通りに紙が積み重なっていきます。
工場の作業員さんがスイッチを押すと同時に、指定した順番に紙が出馬し(排出され)指定した通りに紙が積み重なっていきます。
この機械丁合の作業、驚く程の速度で作業が進行していきます。手作業で一枚ずつ作業(手丁合)していると、何年かかってしまうかわからないような分厚い紙媒体でも、こうやって自動処理できるんです。
素敵ですね★
丁合マシンにも色々な種類があります!一例をご紹介するので、興味のある方は下記アドレスをCheck!
株式会社ホリゾン
株式会社デュプロ
丁合マシンが動く様子は、こちらから見られます。
Horizon(丁合動画)
丁合機の最速選手権とか開催して欲しいな~と感じつつ、「美細箔覧帖」の完成を心待ちにするペパラボスタッフでした。